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投稿日:2025.11.11.

忌引き休暇はいつから?正しい時期と過ごし方をやさしく解説|小さな自宅葬・家族で「つくる」お葬式 おくり火

 


忌引き休暇とは?

忌引き休暇(きびききゅうか)とは、
家族や親族が亡くなったときに、葬儀や法要、心を落ち着かせるために取得できる休暇のことです。

労働基準法で定められているものではなく、
会社や学校の就業規則によって日数や条件が異なります。

「もしものとき」に慌てないために、どのように取るのが正しいのか知っておくと安心です。

忌引き休暇のイメージ(喪服の女性が静かに手を合わせている写真)


忌引き休暇はいつから?

多くの会社では、葬儀当日またはその前日から休暇を取得するケースが一般的です。
たとえば、ご家族が亡くなった場合は次のような流れになります。

  1. 訃報の連絡直後に上司へ報告
    亡くなったことを確認したら、まずは職場へ電話で報告します。
  2. 通夜・葬儀の日程が決まったら再連絡
    日程が決まり次第、正式な休暇日数を伝えます。
  3. 休暇の開始日は「葬儀前日」または「通夜の日」から
    地域や勤務先によって異なりますが、一般的には通夜の前日から数えます。

会社によっては、土日を含めるかどうかの扱いが違うため、
事前に就業規則を確認しておくと安心です。


忌引き休暇の日数の目安

企業や団体によって差はありますが、一般的な目安は以下の通りです。

続柄 一般的な休暇日数 備考
配偶者 5〜7日 最も長い日数が与えられる傾向。
父母(義父母を含む) 3〜5日 葬儀や法要を含む日数。
子ども 2〜5日 家族単位での対応を考慮。
祖父母 1〜3日 同居している場合は延長されることも。
兄弟姉妹 1〜3日 喪主を務める場合は延長可。
その他親族 1日程度 会社によっては対象外の場合も。

※ 学校や公務員の場合は、文部科学省・人事院規定などに準じて設定されていることもあります。


会社への連絡のしかた

突然のことですので、まずは電話で上司へ伝えるのが基本です。

📞 連絡例文

「お忙しいところ失礼いたします。
実は昨夜、父が亡くなりました。
通夜は明日、葬儀は明後日を予定しておりますので、
○日から○日まで忌引き休暇をいただきたくご連絡いたしました。」

できれば、日程が確定次第メールなどで再度お知らせすると丁寧です。


忌引き中の過ごし方

忌引き休暇は「お休み」ではなく、故人を偲び、心を落ち着ける時間です。
通夜・葬儀の準備だけでなく、気持ちの整理のための期間でもあります。

  • 体調を崩さないよう、無理をしない
  • 必要な役所手続きを少しずつ進める
  • お世話になった方へのお礼や連絡をまとめる

職場復帰の際は、「ご迷惑をおかけしました」と一言添えると好印象です。


泉州・岸和田エリアでの地域的な慣習

泉州地域では、通夜や葬儀が連日行われるため、
実質的な休暇期間が3〜5日程度となることが多いです。

また、親戚の集まりや法要準備も含まれるため、
勤務先と相談しながら調整する方が増えています。


まとめ|忌引き休暇は「心の整理の時間」

忌引き休暇は、葬儀に参列するためだけではなく、
大切な人とのお別れを心で受け止めるための時間です。

社会人としての対応を大切にしつつも、
どうかご自身の心と体をいたわってお過ごしください。

おくり火では、葬儀の流れや日程のご相談はもちろん、
ご家族の勤務事情に合わせたプランもご案内しております。

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