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投稿日:2025.11.02.
神式葬儀における玉串の作法とは?|小さな自宅葬・家族で「つくる」お葬式 おくり火
玉串とは?
玉串(たまぐし)とは、神式の葬儀や神前式で神様に捧げる榊(さかき)の枝に、
紙垂(しで)と呼ばれる白い紙を付けたものです。
神道では、花や香ではなく榊の枝を使って感謝や祈りを捧げるのが特徴です。
故人の御霊を敬い、心を込めて手向ける行為が「玉串奉奠(ほうてん)」です。
玉串奉奠の意味
「玉串奉奠」は、玉串を神前にお供えして拝礼する儀式です。
神式葬儀では、仏式での「焼香」にあたる行為と考えるとわかりやすいでしょう。
この儀式には、
「故人の御霊に敬意と感謝を伝える」
「神様に故人の安らかな旅立ちを祈る」
という意味が込められています。
玉串奉奠の手順(一般的な流れ)
玉串の作法は、難しそうに見えても順を追えば簡単です。
下記の流れを意識すれば、落ち着いて行えます。
① 玉串を受け取る
- 神職(または係員)から両手で受け取ります。
- 右手を玉串の根元(切り口側)に、左手を葉先の下に添えます。
- 胸の高さで軽く持ちます。
② 神前へ進む
- 玉串を胸の前で水平に保ちながら、静かに祭壇前へ進みます。
- 姿勢を正し、一礼します。
③ 玉串を回して供える
- 玉串を時計回りに回します。
→右手で手前に回し、葉先を神前に向けます。 - 葉先が神前に向いた状態で、台の上に置きます。
④ 二礼二拍手一礼(神葬祭の場合)
- 深く二回礼をします。
- 音を立てない“しのび手”で二拍手。
- 最後にもう一度深く礼をして下がります。
※神式葬儀(神葬祭)では、拍手を打つ際に音を出さないのが特徴です。
玉串奉奠の際のマナーと注意点
- 動作はゆっくり・丁寧に行う
- 手を清めてから臨む(入口で手水を行う)
- 故人や神前に背を向けないよう注意
- お辞儀は深く、気持ちを込めて
- 拍手の音は出さない(“忍び手”で)
玉串奉奠は「形」よりも「心」が大切。
静かに祈る気持ちを持つことが何よりの礼儀です。
ご遺族・参列者の立場別の流れ
喪主・ご遺族の場合
式中、最初に玉串奉奠を行います。
ゆっくりと丁寧に神前へ進み、深い敬意を込めて捧げましょう。
一般参列者の場合
係員の案内に従い、一人ずつ玉串を受け取り、順に捧げます。
拍手は音を立てない「しのび手」で行います。
服装と持ち物
- 喪服または黒・濃紺の正装
- 数珠は不要(神式では使用しません)
- 男性:ネクタイは黒・靴下も黒
- 女性:控えめなアクセサリー・黒のストッキング
玉串と焼香の違い
| 項目 | 神式(玉串奉奠) | 仏式(焼香) |
|---|---|---|
| 目的 | 神に祈り・感謝を捧げる | 故人の冥福を祈る |
| 使用するもの | 榊(さかき)の枝に紙垂を付けた玉串 | 抹香をつまんで香炉にくべる |
| 手順 | 玉串を捧げ、二礼二拍手一礼 | 合掌・焼香・礼拝 |
| 拍手の有無 | 音を立てない「しのび手」 | 拍手はしない |
泉州・岸和田エリアでの神式葬儀
泉州・岸和田・南大阪では、地域によって仏式が多いものの、
神式で葬儀を行うご家庭も少なくありません。
おくり火では、神職の手配・玉串・榊・祭壇飾りなど、
神式葬儀に必要な準備をすべてお手伝いしております。
まとめ|玉串奉奠は“心を捧げる祈り”
玉串奉奠は、形式よりも心を込めて行うことが大切です。
一礼ごとに故人への感謝と祈りを込めて、静かに手向けましょう。
おくり火では、泉州・岸和田・南大阪エリアで
神式・仏式・無宗教式など、さまざまな葬儀に対応しています。
分からないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。