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投稿日:2025.11.11.

院号(いんごう)とは?戒名・法名の中に込められた特別な意味|小さな自宅葬・家族で「つくる」お葬式 おくり火

 


院号(いんごう)とは?

院号(いんごう)とは、戒名や法名の最初につけられる特別な称号のことです。
仏教の世界では、故人が生前に積んだ功徳や社会・寺院への貢献を称える意味で授けられます。

たとえば、戒名が「〇〇院釋○○」とあった場合、
最初の「〇〇院」の部分が院号にあたります。

 


院号の由来

院号の起源は、古くは天皇や貴族などが生前の功績を讃えられて与えられた称号にあります。
のちに仏教界にも広がり、寺院に深く関わったり、社会的に徳を積んだ人々にも授けられるようになりました。

現在では、僧侶・信徒を問わず、生前の信仰・奉仕・徳行をたたえるために
多くの方に院号が授けられています。


院号の構成と意味

院号は、戒名(または法名)の中で一番上位に位置します。
全体の構成は次のようになります:

【院号】+【道号】+【戒名(法名)】+【位号】
例:〇〇院 釋(尼)△△ 居士/大姉
名称 意味
院号 功績や信仰を称える特別な称号
道号 仏道における志や徳を表す
戒名(法名) 仏の弟子としての名前(中心部分)
位号 性別や地位を表す(例:居士・大姉など)

宗派による違い

院号は多くの宗派で使われていますが、その意味づけや授与の考え方には違いがあります。

宗派 特徴
浄土真宗 戒名ではなく「法名」と呼び、院号は「特別な功徳を積んだ人」に授けられる。
曹洞宗・臨済宗 寺院や地域に貢献した方に院号を授与。
真言宗 信仰の深さや生前の徳を重んじて院号を与える。
日蓮宗 寺院とのご縁や信仰活動の功績によって授与される。

院号がない戒名でも決して格が下がるわけではなく、
「その人らしさ」や「信仰のあり方」を尊重するのが本来の意味です。


院号をつけるタイミングと費用感

院号は、通常は葬儀・法要の際に僧侶から授与されます。
また、生前に自分で院号を希望しておく「生前戒名(寿陵戒名)」を選ばれる方もいます。

  • 授与のタイミング: 葬儀時・四十九日・一周忌など
  • 費用の目安: 一般的には 20万〜50万円前後(宗派・寺院により異なる)
  • お布施の意味: 院号そのものの「値段」ではなく、
    お寺や僧侶への感謝の気持ちとして捧げるもの

泉州・岸和田エリアでの特徴

泉州・岸和田地域では、古くから菩提寺とのつながりが深く、
戒名に「〇〇院」や「〇〇庵」といった院号をつける文化が残っています。

特に、先祖代々の墓に院号が刻まれている場合、
家族の絆を感じる象徴として大切にされている方も多く見られます。


まとめ|院号は“感謝と功徳のあかし”

院号とは、仏の教えに導かれた人生をたたえ、
ご家族や地域社会との絆を永く残すための「名誉の称号」です。

おくり火では、戒名や法名に関するご相談、
お寺とのやり取りのサポートも承っております。

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