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投稿日:2025.12.03.

式中初七日とは?|意味・流れ・挨拶文例と岸和田での実務

式中初七日」は、告別式(または出棺前)の中で初七日法要をまとめて行う運用です。
遠方のご親族が多い場合や、一日で区切りをつけたい場合に選ばれます。菩提寺のご方針を最優先に、岸和田の火葬枠(岸和田市立斎場 等)から逆算して段取りを整えます。


1. 初七日と式中初七日の違い

項目 初七日(七日目) 式中初七日(併修)
実施時期 ご逝去日から数えて7日目 告別式の中(出棺前)に併せて行う
目的 七日目に故人を偲び供養する 日程を一日に集約/参列者負担の軽減
参加者 親族中心(後日集まり直す) 告別式の参列者と同一で可
留意点 寺院・会場の再手配が必要 寺院の許可が前提/読経時間を確保

※宗派・寺院により考え方が異なります。菩提寺のご方針が最優先です。


2. なぜ「式中」で行うの?(メリット)

  • 移動・日程の負担を減らせる:遠方や高齢のご親族にやさしい。
  • 会場費・時間を抑えやすい:別日の再集会を省略。
  • 心の区切りを同日に:告別〜火葬〜初七日までを一連で整えられる。

3. 進行の基本

  1. 開式・読経(15〜20分)
  2. 焼香/献花(10分)
  3. 式中初七日(併修の読経)(5〜10分)
  4. ご住職ご法話(3〜5分)
  5. 喪主挨拶(1〜2分)
  6. お別れの花入れ→出棺(岸和田市立斎場へ)

※出棺時間に合わせて逆算します。読経時間は寺院と事前共有。


4. 喪主挨拶の文例(式中初七日後)

本日はご多用のところ、葬儀告別式ならびに式中初七日にご参列いただき、誠にありがとうございました。
故人も皆さまのお顔を拝し、安らかに旅立てたことと存じます。
本日は出棺後、岸和田市立斎場にて火葬、収骨ののち解散といたします。
後日あらためて四十九日のご案内を申し上げます。本日は誠にありがとうございました。


5. 費用と香典返しの考え方

  • 費用:読経の追加有無・時間で変動。寺院志納は方針に従う(明細は事前に確認)。
  • 香典返し:式中初七日を行っても、四十九日後の挨拶状・返礼を基本とします(即日返しを併用する地域も)。

6. 岸和田の実務ポイント

  • 火葬枠が工程の軸:岸和田市立斎場の時間に合わせ、読経+式中初七日の合計時間を先に確保。
  • 自宅・集会所:短式+式中初七日で30〜40分に収めると近隣配慮がしやすい。
  • マンション:無煙・無香運用(LED・献花)。エレベーター養生とA5掲示でトラブル回避。

7. よくある質問(FAQ)

Q. 「繰上げ初七日」と同じですか?
ほぼ同義です。告別式に併せて初七日法要を行う運用を、地域により「式中初七日」「繰上げ初七日」と呼び分けます。

Q. 宗派によってできない場合は?
寺院のご方針に従います。不可の場合は告別式のみにし、七日目に寺院やご自宅で法要を行います。

Q. 参列者への案内文は?
「告別式終了後に式中初七日を併修いたします。所要約10分です。」と案内状・司会台本へ明記します。


👉 人数・会場(自宅/寺院/会館)・ご希望の読経時間をお知らせください。式中初七日あり/なしの工程表と明細見積り(無料)を作成します|おくり火(岸和田)

 

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