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投稿日:2025.11.01.
喪主の挨拶とは?通夜・葬儀での例文と心を込めた伝え方|おくり火
はじめに:喪主の挨拶は「ありがとう」を伝える言葉
喪主(もしゅ)の挨拶は、葬儀の中でご家族を代表して故人への想いと、
参列してくださった方々への感謝を伝える大切な言葉です。
形式ばった言葉でなくても大丈夫。
おくり火では、「短くても、心がこもっていること」が一番大切だと考えています。
喪主の挨拶を行うタイミング
- 通夜の終わり: 「本日はお越しいただきありがとうございます」とお礼を伝える。
- 葬儀・告別式の終わり: 故人の生前の感謝や、今後のご厚誼へのお願いを述べる。
- 出棺時: 最後に故人への想いを伝える(省略も可)。
会場の規模や形式(自宅葬・家族葬・一般葬)によって、
挨拶の回数や長さを調整して問題ありません。
喪主の挨拶の基本構成
喪主の挨拶は、次のような流れでまとめると自然です。
- お礼の言葉(参列者への感謝)
- 故人の生前への感謝
- 今後のご厚誼へのお願い
- 締めの言葉
無理に長く話そうとせず、1〜2分程度が目安です。
喪主の挨拶例文(通夜)
「本日はご多用のところ、故人のためにお越しいただき誠にありがとうございます。
生前は皆さまに大変お世話になりました。
心より御礼申し上げます。
どうぞ故人を偲び、しばしお見送りくだされば幸いです。」
シンプルでも、落ち着いて丁寧に話せば十分に伝わります。
喪主の挨拶例文(葬儀・告別式)
「本日はご多忙の中、故人の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。
故人も皆さまに見送られ、きっと安心していることと思います。
これからも生前と変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
本日は本当にありがとうございました。」
おくり火では、ご希望に応じて挨拶文の原稿サポートも行っております。
喪主の挨拶例文(家族葬・自宅葬向け)
「今日は家族や親しい方々と共に、静かに故人を見送ることができました。
生前のご縁に感謝し、これからも心の中で見守ってくれることと思います。
お忙しい中、足をお運びいただき本当にありがとうございました。」
自宅葬や小規模な家族葬では、“感謝を穏やかに伝える”言葉がぴったりです。
挨拶を行うときのポイント
- 姿勢を正し、ゆっくり話すこと
- 事前に一度声に出して練習する
- 原稿を見ても失礼ではない(無理に暗記しない)
- 涙をこらえなくても良い──気持ちが伝わることが大切です。
小さな自宅葬での喪主挨拶
おくり火の小さな自宅葬では、
ご家族の想いを中心にした温かな雰囲気の中でお別れを行います。
自宅という慣れ親しんだ空間での喪主挨拶は、
堅苦しくなく、「ありがとう」や「おつかれさま」といった素直な言葉が自然です。
まとめ:言葉よりも「想い」を届けること
喪主の挨拶に決まりごとはありません。
大切なのは、故人と参列者に感謝を伝える心です。
おくり火では、喪主様の気持ちに寄り添い、
自宅葬や家族葬でも安心して挨拶ができるようサポートいたします。