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投稿日:2025.11.04.

創価学会とは?葬儀の特徴と流れをやさしく解説|小さな自宅葬・家族で「つくる」お葬式 おくり火

 


創価学会とは?

創価学会(そうかがっかい)は、日蓮大聖人の教えを基に信仰を広げる宗教団体です。
仏教の一派である日蓮仏法を信奉しており、法華経を中心とした信仰を実践しています。

「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」という題目を唱えることで、
自分の中にある「仏の生命(仏性)」を呼び起こし、幸福と平和を実現するという教えを持っています。

現在では、国内外に多くの会員を持つ、世界的な仏教団体として活動しています。


創価学会の信仰の基本

  • ご本尊: 日蓮大聖人が顕した「南無妙法蓮華経」の文字を中心にした曼荼羅(御本尊)
  • お題目: 「南無妙法蓮華経」を唱える
  • 勤行: 朝と晩に経文(方便品・自我偈)を読誦し、お題目を唱える
  • 目的: 一人ひとりが幸福に生き、社会全体の平和を実現する

信仰の中心にあるのは、「生命の尊厳」と「感謝の心」であり、
宗教活動は家庭や地域に根づいて行われています。


創価学会の葬儀の特徴

創価学会の葬儀は、「友人葬(ゆうじんそう)」と呼ばれます。
僧侶を招かず、会員(学会員)の友人や家族が中心となって葬儀を執り行うのが特徴です。

友人葬は、「人間としての尊厳をたたえ、感謝をもって見送る」という理念のもとで行われます。
宗派の形式よりも、心を込めた祈りと感謝を大切にしています。


友人葬の流れ

  1. 開式の言葉 – 司会者による開会のあいさつ
  2. 読経・唱題 – 御本尊に向かい、「方便品」「自我偈」の読経とお題目
  3. 弔辞・弔電 – 友人や家族からの言葉
  4. 焼香 – 参列者全員で焼香を行う
  5. 代表あいさつ – 遺族代表または学会員代表による閉会の言葉

読経中には、会員全員でお題目を唱えます。
会場は落ち着いた雰囲気で、音楽や花であたたかく演出されることもあります。


創価学会の焼香作法

  1. 焼香台の前に進み、一礼
  2. 右手で香をつまみ、香炉に1回入れる(押しいただかない)
  3. 合掌してお題目「南無妙法蓮華経」を心の中で唱える
  4. 一礼して下がる

焼香の回数は1回が基本です。
回数よりも、静かに感謝の気持ちを込めて手を合わせることが大切です。


友人葬と一般葬の違い

項目 創価学会の友人葬 一般的な仏式葬儀
導師 僧侶ではなく、学会員が司会・読経を行う 僧侶が読経・戒名授与を行う
読経内容 法華経の「方便品」「自我偈」とお題目 宗派ごとの経典(般若心経・阿弥陀経など)
戒名 授与しない(戒名の代わりに故人名で供養) 僧侶より戒名を授かる
目的 故人への感謝と生命尊厳の祈り 成仏を祈る仏教儀礼

友人葬は、形式にとらわれず「故人と家族の絆」を大切にした葬儀として、近年は学会員以外にも関心を持たれています。


創価学会のシンボルと仏壇

創価学会のご本尊は、「南無妙法蓮華経」と記された曼荼羅(まんだら)です。
仏壇は「御本尊(ごほんぞん)」を中心に安置し、香炉・花立て・蝋燭立てを三具足で整えます。

 

お題目を唱える「勤行(ごんぎょう)」の時間は、朝晩1日2回が基本です。


泉州・岸和田エリアでの創価学会葬儀

泉州・岸和田・南大阪エリアでも、創価学会の会員様による友人葬は多く行われています。
おくり火では、創価学会の形式や読経内容に合わせた会場設営・進行サポートを行っています。

宗派・団体を問わず、「ご家族の想いを大切にする葬儀」を心がけています。


まとめ|創価学会の葬儀は“感謝と祈りの式”

創価学会の葬儀(友人葬)は、僧侶を招かずに会員や家族が中心となって行う、
感謝と祈りに満ちたお別れの儀式です。

形式にこだわらず、故人を敬い、生命の尊さを感じる——
そんな静かな祈りの葬儀が、創価学会の友人葬の魅力です。

おくり火では、泉州・岸和田・南大阪地域にて、
創価学会形式の葬儀や法要にも丁寧に対応しております。

👉 創価学会の葬儀・友人葬のご相談はこちら|おくり火


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