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投稿日:2025.11.12.

死亡届の出し方|いつ・どこへ・必要書類をやさしく解説|小さな自宅葬・家族で「つくる」お葬式 おくり火

 


死亡届とは

死亡届は、人の死亡を市区町村へ届け出るための公的手続きです。受理されると火葬(埋葬)許可証が発行され、火葬や納骨の手続きができるようになります。


提出期限(いつまで?)

  • 原則:死亡の事実を知った日から7日以内(国内)
  • 国外での死亡:3か月以内(参考)

※期限を過ぎそうな場合は、まず自治体へ相談してください。


提出先(どこへ?)

  • ① 死亡地の市区町村役場
  • ② 本籍地の市区町村役場
  • ③ 届出人の所在地の市区町村役場

泉州エリアでは、岸和田市・貝塚市・泉佐野市・泉南市・阪南市・堺市・高石市・熊取町いずれか該当の窓口で受付可能です。夜間・休日は当直窓口で受理される場合があります。


届出人になれる人

  • 親族(配偶者・子・父母・兄弟姉妹 など)
  • 同居者
  • 家主・地主・家屋管理人 等
  • 葬儀を行う者(実務上、葬儀社が補助しご家族が届出人になることが一般的)

必要書類・持ち物

  • 死亡届(死亡診断書/死体検案書と一体の用紙)
    ・医師が記入した死亡診断書(または死体検案書)原本が右側、届出人が記入する死亡届が左側に一体化しています。
  • 届出人の本人確認書類(運転免許証など)
  • 印鑑(自治体により署名のみで可。最新運用は窓口で確認)
  • 故人の本籍情報(わかる範囲で可)

窓口での手続きの流れ

  1. 死亡届の記入(氏名・住所・本籍・届出人情報 等)
  2. 役場へ提出(医師記入済の死亡診断書と一緒に)
  3. 火葬(埋葬)許可証の交付(手数料は自治体で異なる)
  4. 火葬場予約・当日持参(許可証は火葬当日に必須です)

よくある記入ミス・注意点

  • 日時の西暦/和暦の混在に注意(どちらかで統一)
  • 字の訂正は二重線・訂正印が必要な場合あり(窓口指示に従う)
  • 世帯主・続柄欄の誤記入に注意
  • 印鑑省略可の自治体でも、念のため持参すると安心

費用について

  • 死亡届の提出自体は無料です。
  • 火葬(埋葬)許可証の発行手数料は自治体により数百円〜千円台程度。
  • 火葬料金・待合室利用料は火葬場の区分(市民・市外)により変動します。

死亡届の提出と同時に検討する手続き(一覧)

手続き 主な窓口 期限の目安
健康保険の資格喪失 会社・協会けんぽ/国保は役場 14日以内 目安
年金の停止手続き 年金事務所 速やかに
世帯主変更・住民票関連 役場 14日以内 目安
銀行口座・ライフライン 各社窓口 準備でき次第
相続・遺産整理 法務局・金融機関 等 期限あり(相続放棄は3か月目安)

※制度・期限は変更の可能性があります。最新情報は各機関へご確認ください。


泉州・南大阪ローカル情報(届出と火葬の実務)

  • 堺市: 届出後、堺市立斎場の火葬枠に合わせて進行。
  • 泉佐野市: 届出→ダンバラ斎場の予約・持込ルールの確認。
  • 泉南・阪南: 届出→泉南阪南共立斎場の待合室利用有無を確認。
  • 岸和田・貝塚・高石・熊取: 届出後、各公営火葬場の区分(市民/町民)で料金が変わります。

よくある質問(FAQ)

Q. 病院で渡された用紙は何ですか?
医師が記入した死亡診断書です。左側の死亡届欄に届出人が記入し、診断書と一体の原本を役場へ提出します。

Q. 夜間・休日でも出せますか?
多くの自治体で当直窓口が受け付けます。火葬許可証の交付タイミングは平日扱いになる場合があり、実務は職員指示に従います。

Q. 葬儀社に任せられますか?
実務サポートは可能ですが、届出人の署名(または記名・押印)が必要です。役場での手続きは当社スタッフが同行・補助します。


まとめ|まずは「診断書・7日・役場」を確認

死亡届は、医師の死亡診断書を添えて7日以内市区町村役場へ。
おくり火では、届出の記入サポートから火葬許可証の受領・火葬予約まで、一貫してお手伝いします。

👉 死亡届・火葬許可の手続きサポートのご相談はこちら|おくり火(泉州・南大阪)


 

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