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投稿日:2025.11.03.
浄土宗の仏壇とは?阿弥陀さまをまつる心の拠りどころ|おくり火コラム
浄土宗(じょうどしゅう)の仏壇は、阿弥陀如来(あみだにょらい)を中心にまつる「感謝と祈りの場所」です。 毎日の暮らしの中で、故人を偲び、心を静める時間を持つための大切な空間です。

ご本尊は阿弥陀如来
浄土宗の仏壇では、中央に阿弥陀如来をまつり、 右に「善導大師(ぜんどうだいし)」、左に「法然上人(ほうねんしょうにん)」を安置するのが基本です。

この三尊を「浄土宗三尊」と呼び、 私たちが念仏を唱えるときに見守ってくださる存在です。
仏壇の種類と特徴

仏壇には、いくつかの種類があります。 お部屋や暮らしに合ったタイプを選ぶことが大切です。
- 金仏壇:金箔を施した華やかな造り。荘厳で伝統的。
- 唐木仏壇:黒檀や紫檀などを使った落ち着いた木製仏壇。
- モダン仏壇:リビングにも合う家具調デザインで人気。

仏具の並べ方とおまつりの作法
仏壇を整えるときは、清潔さとバランスが大切です。 仏具の配置にも基本的な順序があります。

- 最上段中央:阿弥陀如来
- 両脇:善導大師・法然上人
- 中段:位牌を安置
- 下段:花立・香炉・燭台・仏飯器・茶湯器を配置
毎朝のご飯やお茶をお供えし、 「南無阿弥陀仏」と手を合わせる。 その静かな時間が、故人と心をつなぐ供養になります。
仏壇を置く場所のポイント

浄土宗では、方角に厳しい決まりはありませんが、 「毎日手を合わせやすい静かな場所」に置くのが理想です。
- 直射日光や湿気を避ける
- リビングでもOK。心が落ち着く位置に。
- 故人と向き合える環境づくりを意識
まとめ|暮らしの中で祈る場所
浄土宗の仏壇は、特別なものではなく、 毎日の中に「ありがとう」と手を合わせる時間を生み出す場所です。

阿弥陀さまの前で手を合わせる時間が、 故人への供養となり、自分自身の心を整えるひとときになります。
南大阪・岸和田市での浄土宗のご葬儀や仏壇のご相談は「おくり火」へ。 宗派にあわせた式やお仏壇の準備まで、スタッフが丁寧にサポートいたします。
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